マッピ選びお手伝いします

今回はマウスピースの選び方について少しお話ししよう思いますが、"唇の分厚い方"のお話です。唇の薄い方は参考程度にお読み下さい。

マウスピースのサイズと唇の厚さは大いに関係があります。簡潔に申しますと、唇の分厚い方は、内径のサイズが大きいマウスピースを使用した方が問題が解決される傾向にあります。

自分の唇のサイズよりも小さい内径のマウスピースを使用すると、個人差はもちろんありますが、例えば「低音がならない」、「上の音を吹いたらすぐにバテる」、「唇が痛くなりやすい」、「次の日までダメージが残る」といった現象が起こりやすくなります。

私も唇はかなり分厚いのですが、20代前半まではBachの3C〜5C程度のマウスピースを吹いておりました。ですが低音が全くと言っていいほど鳴らず悩んでいたところ、大きいサイズのマウスピースと出会い、先ほどあげたような問題点が解消しました。それまでは小さな内径のマウスピースに無理やり唇をねじ込む奏法になっていたという事です。

要するに、自分の足のサイズよりも小さい靴を履いて長時間歩くと怪我をしてしまうのと同じ現象が起こっている事になります。

私は現在、Bachの1 (1Cではなく1) というマウスピースを使用しています。Bachの最も大きく深いモデルです。

全ての方々に当てはまることは無いと思いますが、唇が分厚くて悩んでおられる方がおられましたら、少し大きめのマウスピースを一度お試し下さい。

※ピッコロトランペットに関しても応用ができますが、詳しくお聞きになりたい方は是非お問い合わせ頂ければと思います。

それでは失礼致します。

トランペット奏者 西村清志 Official Site / 西宮のトランペットレッスン

関西を中心にトランペット奏者としてオーケストラや 吹奏楽、またソロで活動している西村清志の公式サイト。 演奏のご依頼、トランペットの奏法でお悩みの方、上手になりたい方、西宮などでトランペットのレッスンを行っております。ご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。